自分に合った動画アプリ(vod)を見つけよう!
  • 掲載記事数 493 記事
  • 作品登録数 10885 作品

Amazon Fire 7をレビュー!コスパ重視の持ち運び用タブレット

更新日:2021年06月10日
Amazonのタブレット、Fire 7ってどうなの?Youtubeは見れる?全画面?
Amazon Fire 7を実際に使ったレビューを見たい。動画を見るには適している?
Fire 7のタブレットってどんな使い方ができるの?見れる動画サブスクってどれ?

そんな思いを持っているあなたのために、

この記事では、『Amazonのタブレット端末Fire 7を実際に使ってみたレビュー』をご紹介していきます。

 

どんな動画配信サービスが使えるのか、Youtubeは見れるのか、全画面で動画が見れるのか、音質や画質の性能などなど実際に使ってみてわかったAmazon Fire 7をレビューしていきます。

Amazon Fire 7は、2020年版の最新機を使用しました。

 

【2020年版】Amazon Fire 7をレビュー

2020年最新のAmazon Fire 7は、Amazonがリリースしているタブレットの中でも最小の画面サイズで、最も安い料金で購入できるタブレットです。

価格は5,980円

実際に使ってみての率直な感想でいうと、一人で、プライムビデオ、Netflix、Hulu、FODのどれかを使って、動画をスマホより大きいタブレット画面で見たいならこの価格なら十分ありです。6,000円以下でタブレットが手に入り、ここまでのクオリティで動画を見れるとなると十分でしかないです。

しかし、実際に使ってみていくつか知っておきたい懸念点もあります。ここはやはり低価格タブレットというものです。そこについてもご紹介していきます。

 

外観と写真

Fire 7の内容物は、以下の4つです。

  • Fire 7本体
  • 充電ケーブル(micro USB Type-B)
  • 充電プラグ
  • 説明書

 

本体

Fire 7の画面サイズは7インチで、本体のサイズは192mm x 115mm x 9.6mm、重量は286グラムです。

インカメラが設置されているので、テレビ電話や写真を取ることが可能となっている。

 

背面にはカメラが一つ設置されています。

プラスチック製なためやや安っぽい感じがありますが、作りが悪いや歪んでいるなどではなく、6,000円以下のタブレットのため特に問題ないです。

 

Fire 7を横向きにした時の画像です。

画面を横にするとインカメラが左側に来るため画面の正面とカメラの正面が合わないのがやや懸念点です。

テレビ電話やZOOMなどでのテレワークで使う時はやや使いづらいところがあります。

Fire 7のスピーカーは、タブレットの長い辺(この画像の場合右下)に7つの穴であります。

 

Fire 7の上部には、左から電源ボタン、USB Type-B、マイク、イヤホンジャック、音量ボタンとなっています。

 

Fire 7の充電は付属のUSB Type-Bで行うことができます。

 

充電をしながらFire 7を横向きにするとこんな感じです。

手で持った時に手が大きい人だとケーブルが邪魔になるかも知れませんが、こちら以上に以下の向きのほうがケーブルが邪魔になります。

 

逆にするとこんな感じです。

持ち方にもよりますが、充電しながらFire 7をこの向きで使うのはやや不便でした。

 

縦向きは手で持つところが邪魔にならないので特に問題はありません。

動画を見る時は全画面で横向きがいいため、電子書籍を読むときや縦画面のアプリを使う時はいいかもしれません。

 

側面には512GBまで対応したmicroSDカードスロットがあります。

Fire 7は、5,980円の16GB、7,980円の32GBの2つの容量がありますが、microSDカードを用意できるなら16GBでいいでしょう。

microSDカードは、2,000円程度で128GBの容量のものが購入できるので、32GBよりも16GBとmicroSDカードを揃えたほうが同じ料金であっても容量が格段に増えるのでおすすめです。

 

Fire 7のスペック

価格

5,980円:16GB

7,980円:32GB

ディスプレイサイズ 7インチ
解像度 1024 x 600 (171ppi)    
プロセッサ クアッドコア1.3GHz、1GB RAM    
オーディオ モノラルスピーカー
Alexa 搭載
USB USB2.0(micro USB Type-B)
カメラ 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ    
バッテリー 最大7時間    
重量 286グラム
本体サイズ 192 x 115 x 9.6mm    
カラー ブラック

Amazon Fire 7のスペックを表にまとめました。

 

画質

Fire 7の画質は、1024 x 600 (171ppi)のため、HD画質ではありません。

とはいっても、実際にFire 7で動画を見てみましたが、画質がとても汚いというわけではなく、映画やドラマを見るぶんには特に問題ない画質で動画を見ることができます。

 

問題はカメラの画質です。

最近のスマホは低価格なスマホでもとてもきれいな画質で写真を撮ることができますが、このFire 7のカメラの画質には期待しないほうがいいでしょう。

 

以下の画像は、iPhone11とFire 7で同じものを撮影した時の画像です。


iPhone11

 


Amazon Fire 7

 

そもそものスペックが違いますし、スマホとタブレットなので一概に比較することはできませんが、Fire 7のカメラでは写真にモヤのようなものがかかって色味が薄くなっており、写真に写っている文字が読めるか読めないかのレベルになるほど画質が悪いのがよくわかります。

インカメラも外カメラも同じカメラを搭載しているため画質に差はありません。

Fire 7を横向きにするとカメラが横になるため、そもそもテレビ電話やZOOMでのテレワークには不向きではありますが、カメラの画質も考えるとカメラはなるべく使わないような使い方がおすすめです。

 

音質

Fire 7の音質は、圧倒的に悪いとまでは言えませんが、良くもありません。

その理由は、音量と音質のバランスにあります。

実際にFire 7のスピーカーから音を出して映画(Netflixでジョーカー)を見たのですが、出演者が喋っている声に合わせて音量を調整して見ていると、人が大勢集まって騒いでいるガヤガヤした音や大きめな効果音、音楽が流れると音が割れて聞こえがちです。なので、そっちの音が割れないようにボリュームを小さくすると、会話の声が聞こえにくくなります。

この音のボリュームのバランスがなかなか良くありません。

 

Fire 7は、Bluetoothまたはイヤホンジャックでイヤホンやヘッドホンに接続することができます。

ヘッドホンとイヤホンのどちらも接続して映画を見てみましたが、こちらの方は特に問題はありませんでした。イヤホンやヘッドホンの音質性能にも左右されますが、スピーカーで動画を見るよりはなんも問題なく見れました。

 

Fire 7は、スピーカーの音質がいまいちなので、動画を見るにはやや我慢しながら見なければいけない所も出てくるかと思います。

自宅のリビングで、ベッドで、お風呂で(防水は非対応)Fire 7のスピーカーから音を出して動画を見る方にはおすすめできませんが、イヤホンやヘッドホンを使うというならまた話は別になります。

 

使える動画配信サービス

Amazon Fire 7で使える動画配信サービスは、アマゾンプライムビデオ、Netflix、Hulu、FODです。

  • プライムビデオ
  • Netflix
  • Hulu
  • FOD

 

プライムビデオは、Fire 7にもとから搭載されているのでAmazonアカウントでログインをすれば見れます。プライムビデオ専用の画面もあるので、すぐに動画を探して見ることが可能です。

Netflix、Hulu、FODは、AmazonのアプリストアからアプリをインストールしてログインすればOKです。

 

 

Fireタブレットには、Google Playをインストールすることでプライムビデオ、Netflix、Hulu、FOD以外の動画配信サービスもインストールができます。

U-NEXT、dアニメストア、テラサ、ディスニープラス、パラビ、DAZNなど様々なアプリをインストールして使えるので、Google PlayをFire 7に入れてもいいかもしれません。

→ 2020年版!FireタブレットでGoogle Playを使う方法!

 

Youtubeは見れる?アプリや全画面について

Fire 7では、Youtubeの動画を見ることができます。

しかし、iPhoneやAndroidとは違って、Fire 7はAmazonのアプリストアになるため、いつもの慣れ親しんだスマホアプリとは若干異なります。

 

Amazonアプリストで「youtube.com」と検索し、インストールすることで使えるYoutubeアプリがあります。

ロゴ画像や色が若干違うため戸惑うところもありますが、中身は普通のYoutubeで、全画面でも、画面を横にしても問題なくYoutube動画の視聴が可能となっています。

 

この「Youtube.com」というアプリをインストールします。

 

iPhoneやAndroidとのYoutubeとは違うので戸惑いはありますが、慣れれば問題ありません。

Youtubeとしての機能も問題なく、普通にYoutubeです。

 

赤い枠は写真なので編集をして消しています。

Fire 7のYoutubeもiPhoneやAndroidと特に変わりないことがわかるかと思います。

 

Fire7のYoutubeで動画を再生してみましたが、特に問題なくできます。

 

画質、字幕設定、速度の設定もFire7で問題なくできます。

 

全画面モードにして、Fire7を横向きにすればYoutube動画をFire 7全画面で動画を見れます。

実際にYoutube動画を見てみましたが、特に問題はなく、iPhoneやAndroidでYoutubeを見慣れている人からしたら普通に使えるようになっています。

 

タッチのレスポンス

Fire 7は、6,000円以下の超低価格タブレットですので、画面操作のしやすさがとても気になる点です。

タッチパネルがひどいと遅れて反応したりするのでストレスになる原因となり、ゲームなどのアプリは使い物になりません。

 

実際にFire 7を使った感想は、タッチレスポンスは問題なく、とても快適にタッチ操作ができます。

以下の画像は、実際にFire 7でタッチ操作をしている時のものです。

Fire 7の画面をスマホで撮影したものなので、若干画質が粗い部分はありますが、スクロールやタッチのレスポンスはとても良いです。

引っかかることも、反応しないということも特にありませんので、6,000円以下で購入できるタブレットにしてはタッチ画面はとても良くできています。

 

タッチのレスポンスは快適なFire7ですが、若干アプリの起動が遅いのが気になります。

気になるといっても相当なストレスを感じるほどではありませんが、上の画像を見てもわかるように最後に起動したAmazonアプリストアの起動に若干の時間がかかっていることがわかります。

どのアプリもだいたいあのくらいの間があってアプリが起動するイメージになります。

6,000円以下のタブレットだということを考えると、許容範囲ではあります。

 

動画の見方

実際にAmazon Fire 7を使ってみて、以下のような特徴があるとわかりました。

  • 6,000円以下の低価格タブレット
  • コンパクトなサイズで、ポケットにも入る小型タブレット
  • スピーカーの音質は音量が大きいと割れる
  • 防水性能はない
  • SDカードで512GBまで容量を増量できる

 

というところから、Fire 7は、Wi-Fi環境でFire 7に動画をダウンロードし、外出先や移動中にサクッと取り出してイヤホンやヘッドホンで楽しみ、サクッとしまえるとても使いやすさに特化した動画の見方ができるタブレットです。6,000円以下で購入できるというのも気軽に使いたい方にオススメできるポイントです。

 

防水ではないのでお風呂で使うのはオススメできません。なんせ6,000円以下のタブレットなのでもろいです。

それで実際にお風呂場の換気扇を付けて、お風呂のフタにタオルを敷き、その上でFire 7を使って動画を見てみました。

特に問題はなく普通に動画を見れましたが、やはり防水性能はないのでオススメはできません。しかし、小柄なサイズで持ち運びも便利ですし、片手で持ってもそこまで重くないので万全の対策をするのであればお風呂で使うのはありかもしれません。(自己責任でお願いします。)

しかし、ここでもFire 7のスピーカーの音質問題が出てきて、お風呂場だと音が反響するため割れた音がとても不快感です。

万全な対策があるならFire 7をお風呂場で使うのはなしではないですが、防水ではないのでオススメはできません。さらに、音質の問題も合わせるとFire 7を風呂場で使うのはデメリットしかないのかなと思います。

 

Fire 7が対応している動画配信サービスは、プライムビデオ、Netflix、Hulu、FODです。

これらの動画配信サービスを使っているのであれば、アプリをインストールすれば動画のダウンロードもできます。

コンパクトなサイズで持ち運びに便利なFire 7なので、外出先や移動時に動画が見れる利便性の高いタブレットでもあります。

 

家でもスピーカーを使って動画をタブレットで見たい方は、Fire 7のひとつ上のタブレットFire HD 8がオススメです。

→ Fire HD 8をレビュー!お値段以上のタブレット完成形だが注意点もあり

 

Fire HD 8にさらにワイヤレス充電器が対応したのがFire HD 8 Plusです。

→ Fire HD 8 Plusをレビュー!タブレット&置き時計の1台2役

 

自宅での動画鑑賞をテレビよりも快適に、スマホよりも大画面で楽しみたい方は、Fire HD 10がオススメです。

→ Fire HD 10をレビュー!大画面タブレットは自宅で大活躍!

オススメの方

  • 使いやすさ、低価格をメインにタブレットがほしい
  • 動画を外出先、移動中にサクッと見たい

こういった方にAmazon Fire 7はオススメできます。

 

Fire 7の良い点は3つです。

  • 料金が安い(5,980円)
  • 小柄なサイズで持ち運びがとても便利
  • 動画配信サービスに対応している

なので、移動中や外出先でサクサク動画を見ていきたい方にはオススメで、Fire 7に映画やドラマなどの動画をダウンロードしておけばいつでもどこでも楽しめるのがポイントです。

 

逆にイマイチな点は2つです。

  • スピーカーの音質が音量に依存する
  • 画質は可もなく不可もなし

なので、数人でFire 7を使って動画を見るのはオススメできません。スピーカーから音を出すと音量や音の種類によっては音が割れて心地悪いです。また、画質は一人で観るぶんには問題ない程度ですが、数人で離れて見るには画質がいまいちに見えますし、なんせ7インチと小さいサイズなので1人専用のタブレットと思ったほうがいいでしょう。

 

料金を抑えながらも、持ち運びに便利なタブレットを使いたいならFire 7はとてもオススメです!

 

まとめ

Amazon Fire 7を実際に使ってみましたが、オススメできる人は、『一人の時間にプライムビデオ、Netflix、Hulu、FODを使って動画を見て、使いやすいコンパクトなサイズで、できるだけ安くタブレットがほしい』言う方にAmazon Fire 7はオススメです!

この記事では、『Amazonのタブレット端末Fire 7を実際に使ってみたレビュー』をご紹介しました。

 

Fire 7とその他のFireタブレットを比較して検討したい方は次の記事がおすすめです!

 【2020年版】Fireタブレット4機種の違いを比較レビュー!

この記事の執筆者
なべ
なべ

音楽(洋画・海外ドラマ)、音楽(ポップス、ヒップホップ)が好きな95年生まれ。このサイトVODZOOの姉妹サイト【SOUNDZOO】の運営もしております!

 カテゴリ関連記事