Amazon Fire HD 10をレビュー!大画面タブレットは自宅で大活躍!
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Amazonのタブレット『Fire HD 10を実際に使ってみてのレビュー』をご紹介していきます。
画質や音質、使える動画配信サービス、スペック、実際に使ってみてどんな使い方がおすすめなのか解説します。
Fire HD 10は、2019年に登場した現行モデルの第9世代を実際に使っています。
Fire HD 10の実際のところを一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
【2020年版】Fire HD 10をレビュー
2020年最新、Fire HD 10の第9世代は、Amazonタブレットの中でも最も画面サイズの大きい10インチのタブレットです。
価格は、15,980円
実際に使ってみて感じたのは、画面サイズが大きいタブレットなためスマホでは画面が小さくていまいちなことがFire HD 10では楽しめます。特に動画を見たり、電子書籍を読むのにとてもピッタリです。
しかし、いくつか注意点もあり、Amazonのタブレットのため、使えるサービスと使えないサービスがあります。
また、Amazonのレビューでは「Kindleが使えない」や「SDカードを読み取らない」などの評価もあります。それらについても実際に使ってみてどうだったか以降で解説していきます。
外観と写真
Fire HD 10には、4つの内容物があります。
- Fire HD 10本体
- 充電ケーブル(USB Type-C)
- 電源プラグ
- 説明書
Fire HD 10は、Amazonで購入する時に「Amazonアカウントに登録」を選択して購入することで、Wi-Fiなど初期設定がいりません。
この設定をしなくても、初期設定はWi-Fi、Amazonアカウントでのログインだけなので、とても簡単に使い始めることができます。
Fire HD 10の縦向きの写真です。
10インチのディスプレイは、実際に見るととても大きさがあり、筆者は10.5インチのiPad airを持っているのですが、Fire HD 10は縦長な感じがあります。
左:Fire HD 10、右:iPad air
Amazon FireタブレットにはFire HD 8とFire HD 8 Plusというモデルがあり、これらのタブレットは、横向きにした時にインカメラが中央に来るようになっています。
Fire HD 8 Plus
そのため、縦向きの時はインカメラが横側にあるのがわかるかと思います。
こちらがFire HD 10を横向きにした時の画像です。
Fire HD 10は、縦向きの時にインカメラが中央にあり、横向きの時は横側にインカメラが来ます。
Fire HD 10を横向きにした時に、スピーカーは上側に来るようになっています。
ステレオスピーカーが左右に1つずつ搭載されており、Dolby Atmos対応のため映画やドラマなどの動画を見るときや音楽を聴く時に音の立体感を感じれる音の出方をします。
例えばですが、飛行機が自分の上を右から左に通過した時に聞こえるような感じで音を出してくれるのがDolby Atmosです。
動画を見る時は横向にしないと、縦向きで見るとスピーカーが左だけになるので音がかたよってしまいます。大画面タブレットなので横向きで動画は見るのがいい感じです。
Fire HD 10の短い辺には、左から音量調整ボタン、イヤホンジャック、マイク、USB Type-C、電源ボタンがあります。
Fire HD 10は、イヤホンジャックがあるため有線イヤホンが使えて、Bluetoothも対応しているためBluetoothイヤホンでもOKです。
Fire HD 10には、SDカードスロットがあります。
最大512GBのSDカードに対応しており、電子書籍、動画、音楽などをSDカードに保存することでFire HD 10の容量を圧迫することなくたくさんのコンテンツが楽しめるようになっています。
Fire HD 10は、32GBで15,980円、64GBで19,980円となっています。
Fire HD 10の充電はUSB Type-Cです。
充電ケーブルを接続すると、横向きだと右側に、
縦向きだと上側に来るようになっています。
Fire HD 10のスペック
価格 |
32GBGB:15,980円 64GB:19,980円 |
ディスプレイサイズ | 10インチ |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | オクタコア2.0GHz、2GB RAM |
オーディオ | Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー |
Alexa | 搭載 |
USB | USB Type-C |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ |
バッテリー | 最大12時間 |
重量 | 504グラム |
本体サイズ | 262 x 159 x 9.8mm |
カラー |
ブラック、ホワイト、ブルー |
Amazon Fire HD 10のスペックを表にまとめました。
画質
Fire HD 10の画質は、10インチディスプレイに1920 x 1200 (224ppi)の解像度というスペックとなっています。映画やドラマ、アニメなどの動画を見るには十分な画質で、これだけ大きなサイズの画面で、ここまできれいな画質で動画を見れると迫力や没入感をとても感じます。
Amazonのレビューでは、「画面の端側が暗い」や「画面が黄色みがかっている」といったレビューがあります。実際にFire HD 10を使ってみてこれらは嘘ではなく、確かに言われてみるとそう感じなくもありませんが、大きな問題ではありませんし、悪い評価になるものでもありません。映画、ドラマ、アニメ、Youtubeなど動画はしっかりときれいな画質であり、2〜3回使えば「画面の端側が暗い」や「画面が黄色みがかっている」といったことはなにも違和感なくなります。
Fire HD 10の画質はとてもきれいで、動画を見るにはとても最適なタブレットとなっています。
しかし、一つだけ問題があります。
それは、Fire HD 10のカメラの画質です。これは期待どころか一度も使うことはないくらいカメラの画質は悪いです。
Fire HD 10で撮影
iPhone11で撮影
Fire HD 10とiPhone11で撮影した写真を並べてみても一目瞭然です。タブレットとスマホの比較であり、画面サイズや画質が違うので一概に正確な比較ができるわけではありませんが、スマホのカメラ画質に慣れている方からするとFire HD 10の画質は圧倒的に悪いと感じるかと思います。
音質
Fire HD 10には、Dolby Atmos対応の、ステレオスピーカーが2つ搭載されています。
実際にプライムビデオとNetflixで動画を見て、Amazon Musicで音楽を聴いてみましたが、音質はとても良いです。
特に動画を見る時の音質はとても良く、迫力や臨場感を感じられる音が出ます。
音楽に関しては、やはりタブレットのスピーカーなためイヤホンやヘッドホン、スピーカーに比べると重低音では劣ります。しかし、バランスのとれたきれいな音が出るため「なし」ではありません。
一つ注意したいのは、Fire HD 10のスピーカーは、横向きにした時に上側に来るようになっているため、縦向きだとスピーカーがFire HD 10の左側にくるので音のバランスが崩れることです。
これではせっかくのDolby Atmos対応のスピーカーでも宝の持ち腐れとなってしまいます。
動画や音楽など音を聞きて楽しむ時は、横画面メインでの使用をオススメします。
イヤホンジャック、Bluetoothに対応しているた、イヤホンやヘッドホン、スピーカーで音を聴くなら問題ありません。
使える動画配信サービス
Fire HD 8で使える動画配信サービスは、プライムビデオ、Netflix、Hulu、FODです。
- Amazonプライムビデオ
- Netflix
- Hulu
- FOD
Amazonアプリストアから各アプリをインストールし、ログインすることで使うことができます。
プライムビデオ、Netflix、Huluに関しては動画をダウンロードできるため、Fire HD 10を外に持ち運んで通信環境がなくてもオフラインで動画が楽しめます。
Fire HD 10のメインはAmazonプライムビデオでしょう。ホーム画面からすぐに見たい作品を探せるのでとても便利です。プライム会員だとより使える幅は広がりますが、それだけではありません。
Netflix、Hulu、FODでもしっかりと使えるので、大画面タブレットでNetflix、Hulu、FODの動画を見たい方はそれだけでも十分価値があります。
Fireタブレットには、Google Playをインストールすることでプライムビデオ、Netflix、Hulu、FOD以外の動画配信サービスもインストールができます。
U-NEXT、dアニメストア、テラサ、ディスニープラス、パラビ、DAZNなど様々なアプリをインストールして使えるので、Google PlayをFire HD 10に入れてもいいかもしれません。
→ 2020年版!FireタブレットでGoogle Playを使う方法!
Youtubeの動画が見れる!全画面にも対応
Fire HD 10では、Youtubeの動画が見れます。
Amazonアプリストアから「Youtube.com」というアプリをダウンロードすればOKです。
全画面表示、横画面にも対応しており、いつもiPhoneやAndroidで使うYoutubeとまったく違いなく普通にFire HD 10でYoutube動画が見れます。
タッチのレスポンス
Fire HD 10の画面のタッチレスポンスは、特に問題なく、スムーズな操作ができます。
実際のFire HD 10の操作している画像です。
もたつき、画面のひっかかり、カクカクした動作もなく快適な操作が可能となっています。
動画の見方
Fire HD 10は、10インチの大型タブレットです。
そのため、動画を見るにはとても迫力があり、とてもオススメです。
しかし、大きさと重量があるため、携帯性にはやや欠けます。バッグの大きさによっては入らないこともあり、重量も約500グラムあるため重量感もあります。
Fire HD 10で動画を見るなら、
- 自宅でFire HD 10を使って動画を見る
という動画の見方が一番オススメです。
テレビよりも柔軟にいろんな場所で動画を見ることができ、スマホよりも大きな画面で、きれいな画質と臨場感ある音質でFire HD 10では動画を楽しめるのでオススメです。
Fire HD 10よりも持ち運びやすく、外でもササッと動画を見たい方は、Fire HD 10よりも画面が小さいFire HD 8、Fire 7をオススメします。
→ Amazon Fire 7をレビュー!コスパ重視の持ち運び用タブレット
→ Fire HD 8をレビュー!お値段以上のタブレット完成形だが注意点もあり
→ Fire HD 8 Plusをレビュー!タブレット&置き時計の1台2役
オススメの方
Fire HD 10がおすすめの方は、自宅の好きなところでプライムビデオ、Netflix、Hulu、FOD、Youtubeで動画鑑賞を楽しむ人にオススメです。
Fire HD 10は、10インチという大きめなディスプレイのタブレットのため、大画面で動画を見れます。
テレビのように見る場所を縛られることなく、スマホのように小さい画面で見ることなく、Fire HD 10は動画鑑賞が楽しめます。
しかし、大きさと重量があるため持ち運ぶには少し手間がかかり、電車でササッと取り出してサクサク動画を見るには若干の不便さがあります。
そして、Fire HD 10が対応している動画配信サービスは、プライムビデオ、Netflix、Hulu、FOD、Youtubeなので、これらのアプリを使って動画を見る人はいいですが、これら以外のアプリを使って動画を見る人は一旦Amazon Fire タブレットは保留にしたほうがいいでしょう。
この先対応する可能性はありますので、その時は記事を更新していきます。
まとめ
Fire HD 10は、約15,000円で購入できる10インチディスプレイのタブレットです。
音質、画質ともに性能は高く、その大画面での動画鑑賞をより迫力あり、臨場感あるものにしてくれます。
自宅でくつろぎながら映画、ドラマ、アニメ、バラエティなどの動画鑑賞を楽しむ人にFire HD 10はオススメです!
この記事では、『Fire HD 10のレビュー』をご紹介しました。
Fire HD 10とその他のFireタブレットを比較して検討したい方は次の記事がおすすめです!
→ 【2020年版】Fireタブレット4機種の違いを比較レビュー!
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