ChromecastとFire TV Stickの6つの違い!オススメはどっち?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『Fire TV StickとChromecastの6個の違い』を比較してご紹介していきます。
- AmazonのFire TV、GoogleのChromecastはどちらを使うべきなのか?
- あなたにオススメなのはどっちか?
実際にFire TVとChromecastを使ってみたレビューと一緒に、Fire TV StickとChromecastの違いを比較していきます。
Fire TV StickとChromecastの違いを一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
Fire TV Stick vs Chromecast!6つの違いとは?
AmazonのFire TV StickとGoogleのChromecastには、以下の6つの違いがあります。
- 料金
- 操作方法
- 使えるアプリ
- 使える音声AIアシスタント
- 対応するスマートスピーカー
- ミラーリング
Fire TV StickとChromecastのそれぞれの違いを解説していきます。
Amazon Fire TV Stick
Google Chromecast
料金
Amazon Fire TV Stick、Google Chromecastの料金の差は92円です。
Fire TV Stickは4,980円で、Chromecastは5,072円となっています。
|
Chromecast |
|
料金 |
4,980円 | 5,072円 |
Amazonには、Fire TV Stick以外に、Fire TV Stick 4KとFire TV Cubeという2つのスマートデバイスがあります。
Fire TV Stick 4K
Fire TV Cube
大きな違いは、対応している画質で、Fire TV Stick 4KとFire TV Cubeは4Kの映像を映し出すことに対応していますが、Fire TV Stickは対応していません。
しかし、Chromecastも4K映像には対応していないので、Fire TV StickとChromecastは同じスペック、同じ価格帯のスマートデバイスといえます。
Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cubeの違いについては次の記事で解説しています。
→ 【比較レビュー】Fire TV Stickと4Kの違いはたった2つ!
→ Fire TV Cubeを実機レビュー!Stickとの違いやメリットデメリットは?
操作方法
Fire TV StickとChromecastの操作方法は明確な違いがあります。
|
Chromecast |
|
操作方法 |
付属のリモコン | スマホを操作 |
Fire TV Stickは、Fire TV Stickが接続されている画面を見て、付属のリモコンを操作して使うようになっています。
以下の画像がFire TV Stickに付属しているリモコンです。
このリモコンを操作してFire TV Stickを使う
要するに、テレビのリモコンを操作するのと全く同じ感覚でFire TV Stickを操作することができます。
一方、Chromecastには付属のリモコンは付いていません。
Chromecastにはホーム画面のようなものはなく、Fire TV Stickのようにアプリをインストールしたり、画面を操作したりすることは一切ありません。
スマホとChromecastを接続してスマホからアプリを起動したり、動画を再生したりするため、リモコンではなく、スマホを操作して使うのがChromecastです。
Chromecastにリモコンはない
この操作方法の好みは個人差があるので、どちらが良い悪いということではありません。
しかし、筆者が実際にどちらも使ってみて感じているのは、Fire TV Stickのようにホーム画面があって、リモコンで操作したほうがわかりやすいということです。
特に、動画を見ている時に、ちょっと戻ったり、ちょっと進んだりという操作がChromecastだとスマホを操作しないといけないのでとても面倒で、スマホの画面とテレビの画面にたまに違いがあったりするので見にくいと感じたこともあります。
Fire TV Stickならリモコンのボタンを押すだけですし、録画したテレビやDVDを見ているような感覚で操作できるのでわかりやすく、操作しやすいです。
使えるアプリ
Fire TV StickとChromecastで使えるアプリには若干の差があります。
動画配信サービスのアプリでは大きな違いはないので、動画をテレビで観るなら気にすることはないでしょう。
|
Chromecast |
|
主な使えるアプリ |
動画
音楽
ブラウザ
|
動画
音楽
ブラウザ
|
使えるアプリは、Fire TV StickとChromecastで大きな違いはありません。
しかし、アプリの起動方法と操作方法には大きな違いがあり、Fire TV Stickはテレビ画面を見てリモコンで操作をし、Chromecastはスマホアプリを起動してスマホを操作して使います。
また、基本的に使えるアプリは同じでも、Fire TV StickはAmazon、ChromecastはGoogleの製品のため使えるサービスに違いがあります。(後ほど解説)
使える音声AIアシスタント
音声AIアシスタントは、Amazonのアレクサ、GoogleのGoogleアシスタント、AppleのSiriのことです。
Fire TV StickとChromecastでは使える音声AIアシスタントが違い、Fire TV Stickはアレクサ、ChromecastはGoogleアシスタントになります。
|
Chromecast |
|
音声AIアシスタント |
アレクサ | Googleアシスタント |
Fire TV Stickは、付属のリモコンの「マイクボタン」を押すことでアレクサ起動します。
あとは見たい作品や起動したいアプリをリクエストすれば、アレクサが自動でやってくれます。
Fire TV Stickのリモコンを操作してアレクサを起動
ちなみに、Fire TV StickとFire TV Stick 4Kは同じ方法でアレクサを起動しますが、Fire TV Cubeは「アレクサ」と声をかけても起動ができます。
一方Chromecastは、Googleアシスタントに対応していますが、Chromecastだけでは利用できません。
GoogleのスマートスピーカーとChromecastを連携することでGoogleアシスタントが使えるようになり、作品の検索やアプリの起動ができるようになります。
Googleのスマスピと連携するとChromecastでGoogleアシスタントが使える
音声AIアシスタントは、例えば「鬼滅の刃の動画を再生して」や「Netflixを開いて」などと声でリクエストする必要があります。
Fire TV Stickはリモコンで、Chromecastはスマホで操作できるため声でリクエストができなくても支障はありません。
対応するスマートスピーカー
Fire TV StickとChromecastに連携できるスマートスピーカーは、AmazonとGoogleの同じブランドのものとなります。
Fire TV StickはAmazon Echo、ChromecastはGoogle HomeやGoogle Nestに対応しています。
|
Chromecast |
|
対応するスマスピ |
Amazon Echo(多数あり) | Google Home Goolge Nest |
Fire TV Stickは、Amazon Echoと連携することで、テレビから音声を出すのではなく、スピーカーから音声を出せるようになります。
ステレオ再生やDolby Atmosといった映画館のような音声体験ができるようになり、ホームシアターを低価格で楽しめる。
また、Amazon Echoはいくつかの機種があり、低価格なものから最上位スピーカーまであるため自分にあったAmazon Echoを選べます。
Amazon Echo(一部)
→ Fire TV StickにEchoを連携する方法!オススメの組み合わせとは?
ChromecastもGoogleのスマートスピーカーを連携することができます。
Google Nest AudioやGoogle Homeを連携するとGoogleアシスタントがChromecastでも使えるようになるので、機能を拡充するにはGoogleで揃えるメリットがあります。
しかし、Fire TV Stickのように映像の音声をGoogleスマスピから出すことはできず、ホームシアターを楽しむといったFire TV Stickのような使い方はできません。
Googleのスマスピ(一部)
ミラーリング
ミラーリングは、iPhoneやAndroidの画面をFire TV StickやChromecastを使ってテレビで映し出すことです。
Fire TV StickでもChromecastでもミラーリングは可能ですが、相性や料金など若干の違いがあります。
|
Chromecast |
|
ミラーリング |
|
|
Fire TV Stickでは、iPhoneとAndroidのミラーリングができます。
しかし、iPhoneの場合は、デフォルトでのミラーリング機能はなく、有料のアプリをインストールしてミラーリングをします。
Androidの場合は、Fire TV Stickに搭載されているミラーリングの機能が使えます。
→ Fire TV Stickでミラーリングをする方法!スマホやパソコン対応!
ChromecastもiPhoneとAndroidでミラーリングができます。
ChromecastもiPhoneをミラーリングする機能はありませんが、無料アプリを使えばミラーリングが可能です。
Androidは、同じGoogleのなので問題なく、最も安定的なミラーリングができます。
→ ChromecastでiPhoneをミラーリング!テレビに映し出す方法とは?
Fire TV StickとChromecastの比較まとめ
|
Chromecast |
|
料金 |
|
|
操作方法 |
|
|
主な使えるアプリ |
|
|
音声AIアシスタント |
|
|
対応するスマスピ |
|
|
ミラーリング |
|
|
Fire TV Stick
Fire TV Stickは、テレビで動画やゲームなどのアプリを使えるAmazonのスマートデバイスです。
リモコンで操作でき、対応するアプリも豊富にそろっているため使い勝手はとても良いです。
また、アレクサもFire TV Stickに搭載されているため声での操作もでき、Amazon Echoと連携することで映画やドラマ、動画を映画館のような音声で楽しむこともできます。
低価格で利用したい人でも、ホームシアターを構築してリッチな音で楽しみたい人でも対応できます。
Chromecast
Chromecastは、スマホのアプリをテレビで使えるようにするGoogleのスマートデバイスです。
リモコンはなく、すべてスマホでの操作になります。
Google HomeやGoogle Nest Audioなどのスマスピを連携することでGoogleアシスタントが使えるようになり、声で動画やアプリを起動できます。
しかし、連携をしても音声はChromecastを接続しているテレビなので、連携する必要性はそこまで重要ではない。
Fire TV StickとChromecastのどっちがオススメ?
オススメは、Fire TV Stickです。
Fire TV Stick
Chromecastに比べて、操作性が良く、後々の選択肢を考えるとFire TV Stickのほうが柔軟に対応できるため、オススメはFire TV Stickです。
まず、操作性ですが、リモコンが付属しているので操作しやすく、実際に使い比べてみるとリモコンがないChromecastは不便さをとても感じます。
次に柔軟性ですが、Fire TV Stickは、Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cubeの3つの選択肢があり、4K対応やアレクサの起動方法によって選択できます。
また、Amazon Echoとの連携で音をスピーカーから出せるようになります。ChromecastではGoogleのスマスピがこれができません。
Fire TV Stickは4,980円で手に入るのでお金をかけたくない人でも十分お手頃に手に入れられますし、お金をそこそこかけていい音で動画鑑賞を楽しみたい人はAmazon Echoでホームシアターを構築して楽しめます。
後々「もう少しいい音で動画鑑賞がしたいな」と思ったらAmazon Echoを買い足して連携すればいいので、将来的な選択肢も考えるとFire TV Stickのほうが柔軟に対応できます。
実際に筆者が使ってみて、ChromecastよりもFire TV Stickのほうがオススメ度は高いです!
音楽(洋画・海外ドラマ)、音楽(ポップス、ヒップホップ)が好きな95年生まれ。このサイトVODZOOの姉妹サイト【SOUNDZOO】の運営もしております!