全AirPodsで空間オーディオを比較!映画視聴にオススメとは?




そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『全AirPodsシリーズで聴いた空間オーディオ』についてご紹介していきます!
空間オーディオは、iPhoneやiPad、Macで動画を再生したとき、音の位置感覚やその場にいるかのような空間を感じる体験ができるので、自宅でも、外出先でも映画館のような臨場感を味わえます。
しかし、Appleデバイス(iPhoneなど)とAirPodsシリーズが必要になります。
詳しくはこちら
→ NetflixやAppleTVで使える!Appleの空間オーディオとは?
そこで、Appleでは、AirPodsシリーズが複数ありますが、どのAirPodsが一番空間オーディオを楽しめるのか、実際に動画を観て調査してみました!
空間オーディオが使えるAirPodsシリーズ
Appleのイヤホン「AirPods」シリーズには、AirPods、AirPods Pro、AirPods Maxの3機種が発売されています。
AirPods
AirPods Pro
AirPods Max
見てわかるように、AirPods、AirPods ProはBluetoothイヤホン、AirPods Maxはヘッドホンとなっています。
そのため、ノイズキャンセリングの性能、音の臨場感、低音の深みや重みは、AirPods Maxが一番です。
AirPodsとAirPods Proの大きな違いは、ノイズキャンセリングが使えるか、イヤーチップがあるか、の2点です。
詳しくは、次の記事が詳しく解説しているので、どうぞ。
→ AirPodsを徹底レビュー!Pro寄りの第二世代進化版!違いやオススメとは?
今回は、空間オーディオだけに絞ってご紹介していきます!
ちなみにですが、AirPods(第二世代)は空間オーディオに対応していないので注意しましょう。
第二世代のAirPodsは空間オーディオ非対応
空間オーディオを聴いてAirPodsを比較
実際に映画を観たところの結論は、AirPods Max>>>AirPods(第三世代)>AirPods Proです。
AirPods Max
Appleのイヤホン・ヘッドホンのなかで、AirPods Maxが最も空間オーディオを楽しめました。
その理由は、オーバーイヤーのヘッドホンであり、ノイキャンの性能が高いためです。
AirPods Maxで空間オーディオ
オーバーイヤーヘッドホンのAirPods Maxは、耳全体を覆う形で装着するため、密閉状態になりながらも耳周辺に独立した空間が生まれます。
その空間があることで、より空間オーディオの位置感覚や方向性を感じやすくなっており、平面的な音から立体的に、2Dから3Dになる印象がとても強かったです。
そして、周辺の雑音をシャットアウトするノイズキャンセリングの性能は、合計8つ付いているマイクのためAirPodsシリーズで最も性能が高く、カットできる雑音は群を抜いています。
このオーバーイヤーヘッドホンとノイズキャンセリングの2つが組み合わさることで、音のレイヤーが何層にもなっており、リアルの世界で本当に向こうの方で音が鳴っているかのような感覚になりました。
最上級の空間オーディオをたのしみたいなら、AirPods Maxがオススメです!
AirPods(第三世代)
次に、空間オーディオを楽しめたなと感じたのは、AirPods(第三世代)です。
値段の関係では、AirPods Max > AirPods Pro > AirPods(第三世代)ですが、空間オーディオに関しては、AirPods(第三世代)のほうが良かった印象があります。
AirPods(第三世代)で空間オーディオ
その理由は、イヤーチップがないインナーイヤー型のイヤホンがポイントだと感じています。
AirPods Proは、イヤーチップがあるため、耳穴とのフィット感がよく、音漏れを防いだり、周辺の雑音をカットしてくれます。
一方でこのAirPodsは、イヤーチップがなく、耳穴にひっかけるような形で装着するため、フィット感はありません。スカスカと言う表現はネガティブな印象になってしまいますが、耳が密閉されず、AirPodsとの間に空間が生まれます。
デメリットでいうと、AirPods Proより音漏れの心配があったり、周辺の雑音も一緒に聞こえてしまいます。
しかし、空間オーディオの話でいうと、耳が密閉されていないため、音の方向感覚が前後上下左右の全方位に広がっている感覚があり、映画を観ても実際のリアルな世界で音が出ているかのような感覚になりました。
AirPods Pro
今回比較したAirPodsシリーズのなかで、AirPods Proが一番空間オーディオの印象が弱かったです。
といっても、「空間オーディオが楽しめない」という意味ではなく、空間オーディオの面だけだと空間を感じられ方が他のほうが強かった印象となります。
AirPods Proで空間オーディオ
その理由は、イヤーチップのあるカナル型のイヤホンのため、どうしても音が密閉しやすく、自分にダイレクトに音が伝わってくるからです。
いい面では、周囲の音は一切気にせず、自分だけの世界に入り込んで動画や音楽を楽しめます。ノイズキャンセリングの性能は世の中のイヤホンの中でもレベルは高く、持ち運びにも適したサイズなので、いつでもどこでも音が楽しめてとても使い勝手がいいイヤホンです。
一方で、AirPods、AirPods Maxにはない密閉感があることで、比べたときに空間を感じづらかったのだと思います。
そう表現するとAirPods Proの空間オーディオが微妙だみたいになりますが、言葉をかえると「AirPods Proでは自分だけの世界で空間オーディオが楽しめる。AirPodsは空間オーディオに適したイヤホン。AirPods Maxは最強」といった感じでしょうか。
Appleの空間オーディオが楽しめる動画アプリ、音楽アプリは以下の記事で解説しています!
2021年10月29日更新

音楽(洋画・海外ドラマ)、音楽(ポップス、ヒップホップ)が好きな95年生まれ。このサイトVODZOOの姉妹サイト【SOUNDZOO】の運営もしております!