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『シング・フォー・ミー、ライル』の見どころ3選&感想レビュー!

吹替の大泉洋の歌の魅力を紹介!ジョシュたちの心境も考察
更新日:2023年03月29日

2023年3月24日公開の映画『シング・フォー・ミー、ライル』は、美声を持つワニが主人公。ライルの吹替を大泉洋が務め、歌と共に周りとの関係性を深めていく作品です。ライルが独りになった経緯から、ジョシュとの出会いとその後などに注目です。

この記事では、映画『シング・フォー・ミー、ライル』を劇場鑑賞した後の感想とこれから観る人に知ってほしい観どころをご紹介していきます。


enlightenedなぜ観るべきか?

ミュージカル映画として歌やダンスが楽しめる作品!ライルとヘクター、プリムたちのデュエットが魅力的で、吹替の大泉洋、石丸幹二、水樹奈々の歌も素晴らしいですよ。また、ライルとジョシュの物語も気になること間違いなしです。

enlightened観て何を感じたか、考えたか?

ステージで歌えなかったことで孤独になってしまったライル…切なさを覚えつつ、ヘクターが戻った際の心境などを考えさせられますね。ジョシュも独りぼっちだったことから、彼らの共通点も踏まえたくなるでしょう。

enlightened観終わった後、どんな気分になるか?

ライルを応援したくなる映画でしたが、最後はハッピーエンドで良かったと思えることでしょう。サントラなどで歌を聞き直したり、ジョシュや両親についても改めて振り返りたくなる映画です。


 

観どころ(なぜ観るべきか)

映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』を劇場鑑賞した見どころは以下3つ。これから視聴しようか考えている人は参考にしてください!

  • 歌やダンスが魅力!吹替も字幕もおジョシュの両親の見どころ
  • ヘクターの活躍について
  • ヘクターの活躍について

 

歌やダンスが魅力!吹替も字幕もおすすめ

ヘクターに拾われたライルが、屋根裏で一緒に歌ったりするのが見どころとなる序盤!それぞれの吹替を務める大泉洋と石丸幹二が歌う『Take A Look At Us Now(君のおかげさ)』は、ノリが良くて楽しそうな雰囲気が伝わってきました。どん底から新しいショーが成功すればで直せる、一緒ならできる、という歌詞も踏まえて前向きな気分になれましたね。

そんな明るいミュージカルシーンから一転して、独りになってしまったライル…夜な夜な街に繰り出し、ゴミ箱の残飯を見つけたり、時にはゴミ箱に隠れて食べ物を待ったりしていたようでしたね。そうした過ごし方をジョシュに教えて、集めた食べ物を持って屋上でパーティーをするのも印象に残ります。

ジョシュは食べなれないものに挑戦したり、ライルについて聞いてみたりし、そこで『Top Of The World(最高の世界)』を高らかに歌うのに見入ってしまいます。ジョシュが夢中になる気持ちもわかりつつ、字幕のショーン・メンデスの歌も聞き惚れてしまいますよ。

→ 映画『シング・フォー・ミー、ライル』で流れた挿入歌10曲を解説!

 

ジョシュの両親の見どころ

母親のミセス・プリムはジョシュが大人になっていくのを寂しく思いつつ、昔の動画を眺めていましたね。その姿を屋根裏から見ていたライルが歌を覚えつつ、キッチンで『Rip Up The Recipe(レシピを破れ)』を歌います。吹替を務める水樹奈々の歌も印象的で、ここから自由に生きていくミセス・プリムに笑顔が増えていくのが印象的です。

父親のミスター・プリムは、妻が自由な生き方をするようになり、浮気の可能性もあるのかもと自信無さげに伺っていましたね。ミセス・プリムが申し訳なさそうにしつつ、ライルを紹介しますがやっぱり「逃げろ!」と騒ぎ始めることに…すぐにはライルと仲良くなれませんでしたが、まさか屋根裏でレスリングをすることでキッカケを得るとは意外でした。

ライルがミスター・プリムが飾っていたレスリングの写真などをヒントにしたようで、戦い始めつつライルが負けた…父親が嬉しそうにしている姿に笑っていたのが印象的ですね。

 

ヘクターの活躍について

ヘクターとゲルマンの関係性が気になりましたね。元々、ヘクターの家族がアパートメントの所有者であり、ここを担保にしてステージを借りていました。そのため、ライルとのデビューに失敗したヘクターはアパートメントを売り、資金集めのために一人で旅へ…ライルを置いていくことになり、悲しそうだったのが印象に残ります。

2年経ってから帰って来たヘクターが、階下に住むゲルマンと知り合いだったことに驚きましたね。ゲルマンがアパートメントのルールについてみんなに同意を求める際に、ヘクターが現れて「同意を得ずに監視カメラを取り付けたのに?」と言いのけるのがカッコ良かった!

ぐうの音も出ないゲルマンでしたが…ライルの存在を知って動物管理局に連絡していたようでしたね。こうしてヘクターが「羊を数える間もなく帰る」というような前と同じ台詞を言って消えてしまうのが切なかったです。そんなヘクターですが、ゲルマンのベッドの下にあったというアパートメントの証書をネコに持って来てもらった際には流石だと思いました。証書には昔、ヘクターの家族がニューヨーク市に貢献したことや、アパートメントだけはどんなペットでも住めると書いてあったことでライルが解放されたのも良かったです。

 

考察(何を感じて考えたか)

バーナード・ウェーバーの絵本「ワニのライルのおはなし」シリーズをベースに映画化した本作は、見ていて心温まるシーンが多かったですね。また、映画では高額な賃料のアパートメントは学校所有の官舎であり、教員のミスター・プリムなら借りられるという設定が加わりました。他にも絵本から映画化するにあたり、いくつか今どきの家族の設定が加わったとのことですが、古びたマジックなどはそのままなのが良かったです。絵本の表紙などの絵をミセス・プリムが描いているのもポイントですね。

ストーリーの考察ですが、ライルはどうして一人の時やヘクターと一緒なら歌えるのに、ステージでは歌えなかったのでしょうか?これは、ライルはステージ(舞台)恐怖症だったとのことで、大勢の前で舞台に立って歌うことはできない…それでも最後はジョシュの必死な訴えや、ライルを愛してくれる家族たちのために歌えたのではと思いました。スターになるという道もありましたが、家族と一緒に暮らせることを第一に考えていたようでしたね。

ジョシュの成長についても見ていきましょう。

ジョシュは郊外での暮らしから大都会・ニューヨークで暮らすことになり、険しい面持ちでしたね。都市伝説に聞こえそうなニューヨークの危険性を言うのですが…両親は気にして無さそうでしたね。そんなジョシュが上の階の一人部屋で寝ようとすると、外からサイレンや車のブレーキ音が…何の音なのか不安そうにするジョシュが、屋根裏部屋の物音を観に行くという展開はハラハラします。

怯えたりすることが多いかと思いきや、屋根裏を見に行ったり、食べられてしまったネコを助けに行ったり、勇敢なシーンも多かったですね。学校でも友達ができ、最後のシーンではバイクまで操縦するジョシュ!ライルと出会ってから、勇敢な素質が表に出てきたなと思いました。

最後に、ショーマンとして成功したいと夢見るヘクターはライルがみんなの前で歌ってくれれば大成できると信じていたようですね。結局、ライルを見送ることになるのですが…トゥルーディが連れてきたボイスパーカッションができるアナコンダという相棒ができたようで何よりです。楽器音などをマネできるヘビも、きっとみんなの注目まちがいなしでしょう。

 

おすすめの人(どんな気分になれるか)

ミュージカル映画として楽しめるだけでなく、ジョシュとライルの家族としての絆や新しい挑戦についても考えさせられる作品!新地で頑張ろうとする人や、歌うワニを見てみたい人にもおすすめですよ。

 

この記事の執筆者
こでぃも
こでぃも

年100本以上の洋画を見て海外ドラマもついつい見続けてしまう こでぃも です。新作公開映画は年に20本観るので時間が欲しくてしょうがないです(笑)マーベル、DC、ディズニーを見たり、ネットフリックスのオリジナル作品も凄いなと思う今日この頃。アクション映画の迫力、ファンタジーの魅力などなど、皆さんにも映画のおもしろさを伝えつつ、楽しんでいければと思いますのでよろしくお願いします~

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