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映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の見どころを徹底解説!劇場鑑賞レビュー!

魔法とドラゴン、役職を持ったパーティーが見どころ!
更新日:2023年04月05日

2023年3月31日公開の映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲスたちが出演。魔法やドラゴンが登場するファンタジー作品で、パーティーを組んで冒険を繰り広げます。

この記事では、映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を劇場鑑賞した後の感想とこれから観る人に知ってほしい観どころをご紹介していきます。


なぜ観るべきか?

王道のファンタジー映画として魔法での戦い、戦士が兵士を蹴散らすアクション、ドラゴンやモンスターが登場するという展開が熱い!パーティーを組んで冒険を繰り広げるのも見ものですよ。

観て何を感じたか、考えたか?

熱い戦いも良かったですが、仲間や家族との絆を考えさせられるストーリーも良かったです。モンスターも様々で、見ていてハラハラするシーンもたくさんある中、魔法使いどうしのバトルも見逃せんせんでした。

観終わった後、どんな気分になるか?

緊張感のある魔法バトル、ラスボスとの白熱した戦いが見もの!そして、最後まで観た上でエドガンと娘のキーラ、ホルガやサイモンといった仲間たちからパーティーの大切さを改めて感じました。


 

観どころ(なぜ観るべきか)

映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を劇場鑑賞した見どころは以下3つ。これから視聴しようか考えている人は参考にしてください!

  • 演出とエルガンたちの魅力
  • ドリックとサイモンにも注目!
  • 魔法や最後の戦いが見もの!

 

演出とエルガンたちの魅力

極寒の地に監獄があり、看守の衣服や寒そうな表情に引き込まれる映画の序盤!護送用の馬車や囚人を鎖に繋いで収容場所まで送るシーンはハラハラさせられます。そんな厳重な監獄でしたが、エルガンが鳥人間と共に窓から落下して脱獄を図るとは…アイディアマンとしての力量を感じさせつつ、「釈放の判子を押されていたのにな」という展開に思わず笑ってしまいました。

エルガンは悪運も強いのか戦う際にどうにか無事!というシーンも多かったですね。リーダーとしての振る舞いを見せていく中、バード(吟遊詩人)の役職を持ち、楽器を演奏しつつ歌うのも特徴でした。

彼の相棒とも言えるホルガは、バーバリアン(蛮族)でしたね。圧倒的な強さを持ち、兵士たちに囲まれても機転を利かせながら動き、敵を倒していくのが見ものでした。重そうなアックスを使いこなし、鍛冶場で戦った際に武器が熱せられるという演出も凄かったです。

 

ドリックとサイモンにも注目!

ドルイドのドリックは、自然界の生き物に変身できる!小さなハエから大きなアウルベアまで様々な姿に変身でき、城へ潜入したり兵たちを一掃したり…汎用性の高さが凄かったですね。人間のことを嫌っていた彼女ですが、エルガンたちとの関わりを踏まえて考えを変えました。サイモンとも仲良くなれそうですね。

サイモンはソーサラー(魔術師)として半人前だったとのことですね。指から火をロウソクのように出したり、草の香りをさせたり、子供でもできるとのこと…しかし、見世物小屋で重力を操作する魔法を使って見せるのが凄かったです。

そんなサイモンが「ここそこの杖」を使ってポータルを作って移動ができるようになってからも大活躍!ブヨブヨした太ったドラゴンから逃げたり、宝物庫に潜入したりする際に活用していましたね。特に宝物庫へ潜入するために馬車に宝を置いたりするのが見もので、絵画にポータルを作るという発想が凄い!宝物庫に置かれた絵画を通じて潜入できるかと思われましたが…床に倒れた絵により、ポータルが下を向いてしまい、ドリックがミミズになって潜入することになるのは驚きです

 

魔法や最後の戦いが見もの!

レッドウィザードのソフィーナはドリックが変身して侵入してきたのもすぐに察し、鳥やネズミになって逃げる彼女を確実に追っていくのが凄かったですね。ドリックのカメラワークも凄かったですが、やはりソフィーナの魔術師としての力量も凄まじい…そして、人間たちをアンデッドに変えて軍勢にしようとしていたとは驚きです。

フォージが見世物のイベントを用意させて人間を集め、クロヒョウのようなモンスターに冒険者を襲わせるというのは見ていてハラハラ!ドリックがゼラチナス・キューブに飛び込もうと言った際にはどうなるかと思いましたが…みんなが溶けてしまう前に助け出すのはさすがです。

モンスターの中でソフィーナが石像をドラゴンにした際には物理攻撃が効かなくてハラハラしましたね。エドガンが食べられてしまうのではと思いつつ、操っているソフィーナを倒すために奔走する様を応援したくなりましたね。

最後はタイムストップの魔法をサイモンが無効化し、姿を消していたキーラが魔法を制御する腕輪をソフィーナに付けるという展開が意外!まさかキーラも活躍するとは思わず、魔法での激しい戦いを経てのアクションも見ものでした。

 

考察(何を感じて考えたか)

エドガンは秘密裏に人々のために戦う「ハーパー」であり、妻と共につつましく暮らしていましたね。見返りを求めないというハーパーの決まりにより、良い食事ができているとは言えず…エドガンの妻は産まれたばかりの娘と共に平穏に暮らせれば良いという考えを持っていたようですが、エドガンはお金のためにと盗みを働いてしまうのでした。

エドガンはレッドウィザードを捕えた際に宝を盗んでしまい、それが原因でレッドウィザードを敵に回してしまったのです。宝には印が付けられており、留守中に家が襲われたことでエドガンは妻を看取ることに…妻が壁の隠し扉に娘のキーラを隠していたおかげで彼女は助かりましたが、エドガンは自分のせいで妻を亡くしたことでお酒に逃げていましたね。

そうした中でホルガと出会い、キーラを不憫に思って面倒を見るようになったとのことでした。そこから彼らが10年以上も一緒に生活してきたと思うと、キーラにとっては母親代わりだったとも言えるでしょう。ホルガは元夫が他の女性と生活していたとわかった際に、彼からホルガも新しい家族をと言われていましたが…彼女にとってキーラも実の娘と同じだったのではと思いました。

こうした家族のような関係性もあって、映画のラストでホルガが死んだ際に「蘇りの石板」を使うことに…エドガンは妻を生き返らせることにこだわっていましたが、キーラのことも考えて決意したのではと思います。

そんなエドガンですがゼンクからハーパーとして期待され、フォージが集めた宝物を市民に分け与えると誓いましたね。そのため、ポータルを使って宝物を気球からばら撒くという展開も良かった!エドガンはハーパーとして良いことをするのは性に合っていたのではと思います。

 

おすすめの人(どんな気分になれるか)

エンディング曲(日本公開版テーマソング)は、MAZZELの『MISSION』でしたが、改めて壮大な冒険が描かれたなという感じがした映画の終わり!

吹替を見ましたが、登場人物が多かったのもあり、声でわかりやすかったのも良かったです。 映画『ホビット』シリーズなどが好きな人におすすめできるファンタジー映画ですよ。

 

→ 映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の流れる音楽4曲を解説!

 

この記事の執筆者
こでぃも
こでぃも

年100本以上の洋画を見て海外ドラマもついつい見続けてしまう こでぃも です。新作公開映画は年に20本観るので時間が欲しくてしょうがないです(笑)マーベル、DC、ディズニーを見たり、ネットフリックスのオリジナル作品も凄いなと思う今日この頃。アクション映画の迫力、ファンタジーの魅力などなど、皆さんにも映画のおもしろさを伝えつつ、楽しんでいければと思いますのでよろしくお願いします~

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