大画面壁掛けEcho Show 15をレビュー!取付方法や壁の穴問題も解説!
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『Echo Show 15のレビュー』をご紹介していきます。
2022年4月7日に発売が開始されたEcho Showシリーズの4シリーズ目となるEcho Show 15。
画面サイズはこれまでのEcho Showよりも大きく、壁掛けできるのが最大のポイントです。
Echo Show 15がどんなデバイスなのか、実際に使ってみたので一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
Echo Show 15の実物を見ていく
Echo Show 15
Echo Show 15が届きました!15.6インチの画面サイズなので箱もそれなりに大きいです。
付属品
Echo Show 15に付属しているのは、以下5点です。
- Echo Show 15本体
- 電源ケーブル
- 壁掛け用のマウント
- 壁にマウントを取り付けるネジ、アンカー
- 説明書
Echo Show 15は、壁掛けまたは立てかけて使う2通りの方法があります。
付属しているのは、電動ドリルで壁にがっつりと穴を開けて壁掛けするタイプのもので、立てかけて使うには別売りのEcho Show 15専用スタンドを購入する必要があります(3,980円)。
また、賃貸などで壁にガッツリ穴が開けられない人向けには、別売りでEcho Show 15専用の固定金具壁美人が販売されています(3,480円)。
今回は、賃貸でも使えるEcho Show 15専用の固定金具も一緒に購入したので、そちらもご紹介していきます。
付属の電源ケーブル
Echo Show 15のデメリット的な部分でもありますが、バッテリー駆動ではなく、ケーブルを常に接続していおく必要があります。
そのため、壁掛けしたときの見た目がやや気になります(後ほど写真を掲載)。
また、壁掛けで使用する際は、ケーブルが短くて届かないことがあります。そんなときのために、Echo Show 15専用の延長コードも販売されています(1,780円)。
付属しているケーブルの長さは、1.5mです。
Echo Show 15本体
15.6インチの大きな画面で、シンプルなデザインのEcho Showシリーズです。
15.6インチのサイズ感
スマホと比べても圧倒的に画面サイズはEcho Show 15の方が大きいです。ノートパソコンくらいと考えるとイメージがつきやすいでしょうか。
手のひらを大きく広げても画面の3分の1くらいで、Echo Show 15の大きさがよくわかります。
Echo Show 15の背面
背面は、立てかけや壁掛けをするときに設置する部分と電源ポートがあります。
取付方法は後ほど解説していきます。
Echo Show 15の上部
横向きでEcho Show 15を使ったときの上部には、カメラのオンオフ切り替えボタン、Alexaのオンオフ切り替えボタン、音量ボタンの4つがあります。
Echo Show 15は、カメラを使って自宅の様子を確認したり、顔を認識して表示するコンテンツを切り替えたり、声を聞き取ってリクエストに答えてくる機能がメインです。自宅を一歩スマートハウス化できるデバイスで近未来感がありますが、やはり気になるのはプライバシー問題です。
そんなときのために使わないときは、カメラや音声聞き取りをオフにできます。
Echo Show 15の厚み
約3cmほどの厚みがあります。
実際に壁にかけてみたところ、絵画を飾っているかのようなサイズ感や見た目でした。
Echo Show 15の重量
Echo Show 15の重量は、2.18kgでした。公式サイトでは2.2kgと記載されています。
手に持って使うデバイスではなく、立てかけか壁掛けがメインなので、重量はそこまで気になりません。
付属の壁掛け用マウントと固定ネジ
Echo Show 15だけを購入した場合は、壁掛けのみで、ガッツリと壁に穴を開けるタイプになります。
持ち家やDIYなどで穴を開けられるなら問題ないでしょうが、賃貸では穴が気になって使えないレベルでしょう。
また、付属のマウントを使用する場合は、手動ではなく、電動のドリルを用意しておくことをおすすめします。それほどしっかりと穴を開けて固定するものになっています。付属のマウントは。
壁掛けの固定(縦画面)
壁掛けの固定(横画面)
付属しているマウントを壁に固定したら、Echo Show 15に引っ掛けるような形で固定します。
上の画像は、正規の方法ではなく、マウントとEcho Show 15の接続のイメージを伝えるためのものです。
説明書(準備編)
Echo Show 15の取り付け方
Echo Show 15の説明書には、取付方法の解説や取り付け方がしっかりと日本語で説明されています。
Echo Show 15の購入を迷っている方は、以下の点を知っておいてください。
- Echo Show 15のみの購入の場合は、壁にがっつりネジで穴を開ける壁掛けタイプの選択肢しかない
- 付属のマウントで壁掛けをするなら、電動ドリルが必要
- 立てかけて使うなら別売りのEcho Show 15専用スタンドを購入する必要がある(3,980円)
- 賃貸や壁に穴をがっつり開けたくない人は、別売りのEcho Show 15専用の固定金具壁美人がおすすめ(3,480円)
- Echo Show 15は縦画面、横画面の2方向で使える
- ケーブルは、別売りのEcho Show 15専用の延長コードで伸ばせる
壁掛けで使う取り付け方(賃貸もOK)
Echo Show 15を壁掛けで使うには付属しているマウントとネジでもできますが、電動ドリルで穴をあけるタイプのため、賃貸や壁に目立つ穴を開けたくない人には向いていません。
そこでおすすめなので、別売りのEcho Show 15専用の固定金具壁美人です。
3,480円で購入できます。
注意点としては、ホッチキスで固定するためコンクリートや硬い壁に使えません。
画鋲が刺さるような壁、画鋲を刺して針に白い粉みたいなのがつく壁に使用できるので、購入前に設置する壁を確認しておきましょう。
壁美人の付属品
壁美人には、3点の商品が付属しています。
- 固定用のマウント
- フィルム
- ホッチキスの芯
壁美人の購入ページより
マウントを壁に固定するには、ホッチキスが必要になるので、180度ガバッと開くホッチキスはご自身で用意しましょう。
設置方法はとても簡単です。
マウントを設置する場所でおさえる
まずは、Echo Show 15を設置したい場所を決めて、壁美人のマウントを壁にあてます。
このとき、マウントにある三角が上を向くようにします。
フィルムを付けてホッチキスで固定
付属しているフィルムを穴に合わせて、ホッチキスで固定していきます。
1つの穴に上下で2つのホッチキスを打っていきます。
通常のホッチキスの芯ではなく、壁美人に付属している芯を使いましょう。
すべてホッチキスで止める
全部で16個の穴、合計で32箇所ホッチキスで止めたらOKです。
Echo Show 15に電源をつなぐ
Echo Show 15に付属している電源ケーブルを背面に接続して、横画面で使うなら上の画像のように、縦画面で使うならケーブルを画面の短い幅と垂直になるように固定します。
壁美人とEcho Show 15を接続して設置
最後に、壁に設置した壁美人にEcho Show 15を接続して設置します。
縦画面、横画面ともに対応しているため、設置する場所に合わせて使い分けてください。
Echo Show 15の設置完了
インターホンのやつと比べると、Echo Show 15の大きさがよく分かるかと思います。
気になる点としては、やはりケーブルが下に伸びていることです。Echo Show 15はバッテリー駆動ではないので、ここを解消する方法はないのが現状で残念な感じもあります。
ケーブル気になる
やはりスマートじゃないですね、ケーブルが伸びていると。
筆者の環境では、ケーブルが伸びている先に電源があるためケーブルが斜めになってしまっています。
付属のケーブルは1.5mでギリギリ届く距離なので、別売りのEcho Show 15専用の延長コードも購入したのですが、そうするとケーブルが長すぎて邪魔になるという。。。
付属のケーブルと延長ケーブルを合わせれば、3.3mの長さになります。
壁掛けの場合は、設置する場所を選んでからケーブルの長さを計算して購入するといいでしょう。
壁美人の穴は賃貸でも平気?穴はどんな感じ?
賃貸住宅で壁に穴を開ける際、画びょうやピンなど通常の生活で起こりうる穴は、国土交通省が定めているガイドラインでは大家さんが負担するようになっています。
ですが、契約によっては賃貸人が負担する記述がある可能性もあるため、契約書をまず確認するようにしましょう。
国土交通省が定めているガイドラインでは、画びょうやピンなどによる穴は、通常の生活においてできてしまうものであり、修繕費は賃貸人、つまり大家さんが負担することになっています。
壁にカレンダーを貼り付けるなど誰でも行うことが予想される行動の際に、画びょうやピンを使って壁に穴をあけても、入居者が修繕費を支払う必要は基本的にありません。
ただし、大家さんとの間で交わす「賃貸借契約書」に、画びょうやピンの使用可否について明記されている場合がありますので、契約時にサインをする前に確認するようにしてください。
実際に、別売りのEcho Show 15専用の固定金具壁美人を使ったとき、どのくらいの穴が開くかをチェックしてみました。
左側の大きな穴が画びょう、右側の縦2つの穴が壁美人のホッチキス
画びょうの穴は結構目立つしますが、ホッチキスなのでけっこう近寄っても探すのが大変なくらいです。壁によって違うかと思いますが、穴はとても小さいです。
左側の大きな穴が画びょう、右側の縦2つの穴が壁美人のホッチキス
もう少し遠くに離れてみました。
画びょうの穴は大きくて目立ちますが、ホッチキスはほぼわからないです。
左側の大きな穴が画びょう、右側の縦2つの穴が壁美人のホッチキス
さらに離れてみました。
画びょうの穴は、黒くポツンとなっていますが、ホッチキスはもうわかりません。
どんな壁にホッチキスを打つかによっても変わってくるかと思いますが、壁美人と言っているように穴は本当に目立ちにくいです。
ホッチキスを打っているので穴はありますが、このレベルなら壁によっては簡単に修正できるレベルなので、賃貸でも安心して使えるかと思います。
Echo Show 15を購入する前に確認すべき6項目
Echo Show 15を購入する前にチェックすべき6つの確認事項は以下のとおりです。
- 15.6インチのEcho Show 15をどこに設置するのか?横向き?縦向き?
- 立てかけなら別売りのEcho Show 15専用スタンドの購入を。
- 壁掛けならケーブルはどの配線にするか?
- 1.5mのケーブルで足りる?足りないなら合計3.3mになるEcho Show 15専用の延長コードの購入を。
- 壁に穴はOK?大丈夫なら付属だけで取り付けられるが電動ドリルの用意を。
- 穴が駄目、気になるならホッチキスで固定できる壁か確認を。できるなら別売りのEcho Show 15専用の固定金具壁美人の購入を。
Echo Show 15は、設置するときにクセがあるスマートデバイスです。
まずは、立てかけや壁掛けかの確認を。
立てかけなら、別売りのEcho Show 15専用スタンドが必要になります。
壁掛けなら、まずケーブルの配線を確認します。
付属のケーブルは1.5mなので、1.5mの範囲内で使えるなら延長ケーブルは必要ありませんが、届かないならEcho Show 15専用の延長コードの購入を。
次に、壁掛けの場合は、穴の大きさを考えます。
Echo Show 15に付属しているマウントと穴は、電動ドリルを使ってガッチリ固定するタイプです。
穴は気にしない方は、電動ドリルを用意すれば、Echo Show 15付属のものだけで、別購入は必要ありません。
しかし、賃貸やマイホームに穴を開けたくない方は、ホッチキスで固定する壁掛けを検討します。
Echo Show 15を設置したい壁にホッチキスが打てるか確認をします。画びょうが止められたり、画びょうの針に白い粉っぽいものがつく壁であれば使えます。
別売りのEcho Show 15専用の固定金具壁美人を購入して、Echo Show 15を固定していきます。
商品名 | 金額(税込) |
Echo Show 15 | 29,980円 |
Echo Show 15専用延長ケーブル | 1,780円 |
Echo Show 15専用立てかけスタンド | 3,980円 |
Echo Show 15専用壁掛け|壁美人 | 3,480円 |
筆者は、Echo Show 15と延長ケーブル、壁美人の3点を購入して、合計35,240円でした。
Echo Show 15を使って良かった5つのメリット
Echo Show 15を実際に使ってみてよかったところは、5つあります。
- フォトフレームがめっちゃいい!
- 音楽再生の画面がかっこいい
- 動画視聴が見やすい
- 壁掛けの大画面スクリーンは情報が見やすい!
- 他のAmazonデバイスを管理するメインデバイスになる
フォトフレームがめっちゃいい!
Amazonフォトで写真をスライドショー
Echo Show 15に、Amazonフォトに保存されている写真をスライドショー設定がとてもよかったです!
これまでのEcho Showシリーズは、置き型のデバイスだったため自分がいる位置によっては目に入りにくく、そもそも画面が小さいので見えたとしてもまあまあな感じでした。
16.5インチのサイズがあり、壁にかかっていると絵画を飾っているような感覚で、Amazonフォトに保存されている写真が見れます。
スライドショー設定もOK
Echo Show 15の設定からスライドショーにしたり、設定したフォルダに保存されている写真のみ表示したりカスタマイズが可能です。
Amazonフォトは、Amazonの無料会員なら5GB、プライム会員なら無制限で写真や動画などを保存できるクラウドストレージです。
Echo Show 15を使うなら、Amazonプライム会員がおすすめです!
→ Echo Showをフォトフレームに使う!無料&非Prime会員OK
音楽再生の画面がかっこいい
音楽ジャケット、歌詞が見える
Echo Show 15では、Amazon Prime MusicやSpotify、Apple Musicなどから音楽の再生ができます。
「Alexa、音楽をかけて」など声で操作できるのも便利でいいですが、画面に表示されるのも一つのインテリアとしていい感じです。
インテリアとしてもかっこいい(ケーブルは気になるが)
ジャケット画像が表示されたり、歌詞が見れたりして、スマートハウス化された感がとても感じます。
音質は、Echo Show 10と比べると、低音がやや弱い感じがしますが、普段使いなら何ら問題ない音質で、音楽を楽しめています。
→ Echo Show 10をレビュー!スゴすぎる機能5選&3つの注意点
動画視聴が見やすい
動画使用も快適
Echo Showシリーズ最大の画面サイズで動画が見てるのはとてもよかったです!15.6インチの画面はノートパソコンと同等なので、見ごたえがあり、少し離れていても見やすいです。
Amazon Prime VideoやNetflix、Youtubeなどが見れます。
一方で注意したいのは、テレビのように使うのはなかなか難しいことです。
理由は、設置する場所によって変わりますが、椅子やソファ、座椅子などに座って観れる位置にあればいいですが、Echo Show 15のサイズ感や壁の構造上、筆者宅では難しかったです。
使い勝手が良かったのは、料理をしながら動画を観たり、Youtube動画を観ながら自宅でヨガをしたり、ながら使用でとても活躍してくれています。
壁掛けの大画面スクリーンは情報が見やすい!
まず、壁掛けにできるのが一番のポイントです。
Echo Show 5、Echo Show 8、Echo Show 10などは、置き型のデバイスのため、方向によっては画面が見えなく、画面を小さめなので距離感が重要でした。
一方で、Echo Show 15は、絵画を見るようなイメージで使えて、15.6インチもあるため見やすいです。
ウィジェットや見ている人に合わせて画面を表示
また、Echo Show 15は、ウィジェットを設定でき、見たい情報をホーム画面に置いておけます。
さらに、Echo Show 15のカメラが顔を検知して、その人に合わせた情報(予定表、おすすめコンテンツ、最近再生した音楽など)を表示してくれます。
Echo Showシリーズの中で最も自宅のスマートハウス化を一歩前進させるデバイスでした。
他のAmazonデバイスを管理するメインデバイスになる
Echo Show 15は、Amazonデバイスを他にも所有している人、スマート家電を使っている人に特におすすめです。
Amazon公式より
Echo Show 15をメインの操作機器として使うことができ、家電の操作やEcho Show 10のカメラを起動して見れたり、自宅にあるAlexa対応のスマートホームをEcho Show 15ですべて管理できます。
コンテンツを楽しむだけでなく、自宅を管理するメインパネルとしても使えるので、これまでバラバラだったスマートホームを一元管理できてとてもよかったです。
Echo Show 10のカメラをEcho Show 15から操作
例えば、筆者はEcho Show 15を操作して別の部屋にあるEcho Show 10のカメラ映像を見たりします。
外出先でカメラが見れる機能だけでなく、自宅内で別の部屋のカメラをウィジェットから瞬時にチェックできるので、ペットやベビーモニター、風邪で寝込んでいる子どもの様子見などにもオススメです!
Echo Showシリーズのそれぞれができる特徴的な機能や使い方は次の記事で解説しています!
→ Echo Show 5ができること4選!実際の使い道も紹介!
→ Echo Show 8ができること3選!フォトフレーム&時計でコスパ抜群スマートディスプレイ
→ Echo Show 10ができること3選!画面回転のセキュリティと音質重視のスマートディスプレイ
→ Echo Show 15ができること3選!大画面で家族みんなスマート生活!
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