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映画『アントマン&ワスプ QM』を視聴レビュー!見どころ・考察とは?

驚きの登場人物と世界観の魅力・カーンについて解説
更新日:2023年03月12日

※画像:https://youtu.be/BlSmDN59LpE

2023年2月17日公開の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、シリーズ3作目のMCU (マーベル)の映画です。アリ(蟻)のように小さくなれるアントマンが量子世界で冒険を繰り広げる中、最強のカーンと戦うのが主なストーリー。

この記事では、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を劇場鑑賞した後の感想とこれから観る人に知ってほしい観どころをご紹介していきます。


enlightenedなぜ観るべきか?

量子世界はヘンテコな生き物と宇宙を超えるような壮大な世界観が魅力!何が待ち受けているのか分からない中、アントマンたち同様に世界観が楽しめます。圧倒的な強さを誇るカーンとの戦いにも注目ですよ。

enlightened観て何を感じたか、考えたか?

量子世界の住人は個性的で良い人?だな~と感じつつ、彼らのためにカーンを倒したい!と思えましたね。ジャネットの秘密が明かされる中、戦いを決意するスコットを応援したくなるでしょう。

enlightened観終わった後、どんな気分になるか?

マルチバースの今後にワクワク!驚きの登場人物を経て、世界・宇宙の行方も気になります。平穏な生活を送るスコットは再び戦うことになるのか…MCUの他の作品と共に見守りたくなることでしょう。


 

観どころ(なぜ観るべきか)

映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を劇場で鑑賞してみて、以下3つの見どころがあるので、これから視聴しようか考えている人は参考にしてください!

  • 量子世界の不思議な住人の見どころ
  • 続投した出演者に驚き!
  • スコットたちの関係性と今後が楽しみ!

 

量子世界の不思議な住人の見どころ

量子世界はディズニー映画『ストレンジ・ワールド』よりも、ヘンテコな生き物と世界が広がっていた!そう思えるような、見ていて不思議・思わず目を奪われる世界が広がっていましたね。 スコットとキャシーは恐ろしい見た目とも思えるような量子世界の住人たちに捕まった際には、ひどい目に合わされるのかと思いましたが…割と良い人(モンスター?)が多かったのが印象的です。

スライムのような身体を持つヴェブは、人間に興味津々!憎めない感じのノリの良い雰囲気があり、まさか最後の戦いで銃の攻撃を多数受けるとは驚きました。穴だらけになった身体にヴェブはなんと喜び、敵をたくさん吸い込む姿にも目を見張ります。ちなみに、ヴェブを演じたのは、1・2作目でスコットの泥棒仲間だったカート役デヴィッド・ダストマルチャンです。

心を読めるクアズは、スコットの考えを読みつつ呆れたり、敵地で暗証番号を聞き出すという活躍が良かった! 光線を放つゾラムは、すぐに拷問しようと言い出しますが、強かったのが印象的。カーンの前ではかないませんでしたが、個性的でした。

そんな不可思議な者たちを率いるジェントーラは、歴戦の戦士といった風貌の女性!屈しない面持ちとワイルドに戦う様が見どころでした。

 

続投した出演者に驚き!

1作目の『アントマン』でスコットとピム博士の敵だったダレンが登場!イエロージャケットのスーツを着て、アントマン同様に小さくなることができたダレン…彼はスコットにスーツを壊されて消滅したかと思われましたが…量子世界に飛ばされて瀕死の状態だったのをカーンに拾われたのでした。そうして「最強の武器」として改造され、紫の光を放つ丸ノコや飛び道具も多数装備! なにより、ハンプティダンプティのような見た目が凄まじい…!大きな顔に手足がチョロっと付いており、仮面を外すとダレンの顔が横に引き伸ばされたような感じなので笑ってしまいます。 モードックと名乗る彼は、スコットを思わず笑ってしまう掛け合いが多かったり、再びジェシーを狙うという展開を見せたりするため目が離せません。それでも、最後に「くそやろう」を卒業し、命懸けでカーンと戦った…色んな意味で印象に残る人物でしたね。

 

スコットたちの関係性と今後が楽しみ!

スコットとホープは仲が良く、これまでの作品で作り上げた絆を感じさせましたね。巨大化したエネルコアの中央部で2人が合流した際に、多数の可能性に囲まれつつも窮地を脱したのが良かったです。大量のスコットには思わず笑ってしまいました。 また、最後に量子世界から脱出するシーンでは、スコットの窮地をホープが救う!スコットはカーンにボコボコにされつつも、彼を引き止めようとするのには涙を覚えましたね。

ピム博士とジャネットは仲睦まじい夫婦でしたね。しかし、量子世界でクライラー卿に会った際に、ジャネットが彼と関係を持ったのでは?という不穏な雰囲気に!大事にはなりませんでしたが、少しハラハラさせられました。そんな飄々としたクライラー卿を演じていたのが初代『ゴースト・バスターズ』の主演の一人、ビル・マーレイだったのにも驚きです。

今後の展開として、エンディング後に登場したロキとメビウスがヴィクターのショーを見ていたのが気になりますね…マルチバースをテーマにした今作ですが、ロキのストーリーとも絡むのか要注目です!

 

考察(何を感じて考えたか)

今作の最大の敵、征服者と呼ばれるカーンについて考察!他のマルチバースではカーンに敵わなかったアベンジャーズたちも存在するという中、どうしてアントマンたちが勝利できたかについても見ていきましょう。

そもそもカーンが量子世界に飛ばされた理由は、マルチバース(平行世界)に存在する別の自分に追放されたからでした。意見の違いがあったようですが…カーンは復讐を願っていましたね。静かなる怒りを持っていたカーンですが、ジャネットやスコットと話す際には落ち着いた雰囲気が印象的でした。しかし、目的のために意見を変えることはせず、強硬手段もいとわない姿は恐ろしい!特にキャシーを人質にしようとするシーンはハラハラしましたね。

そんなカーンはいくつもの世界を消滅させようとしていると知ったジャネットは、直してしまったエネルギーコアを奪取…持って逃げるのかと思いきや、巨大化させる装置を複数付けたのには驚きました。エネルギーコアが巨大化してしまったせいでカーンは扱うことができず、ジャネットをずっと探していた…その間に自身の軍隊を作り上げ、虎視眈々と量子世界から戻ろうとしていたのはさすがです。

巨大化したエネルギーコアを元の大きさに戻すため、スコットは縮小して中心部に向かうのには目を見張りましたね。中心部じゃないと縮小させる装置は使えない中、小さくなれるスコットとホープだからこそ元に戻せたのです。 カーンはエネルギーコアを入手して元の世界に戻ってしまうのかと思われましたが、アントマンが巨大化して止めに来るとは思いもよらなかったでしょう。反逆を鎮圧することはお手のものと言っていたカーンですが、まさか重装備のアリの大群に敗北するとは…カーンへの勝機の意外性と、ピム博士の活躍が良かったですね。たくさんのアリたちが味方で心強かったです。

最後はマルチバースに存在する全てのカーンが集結し、代表の数人が話し合っていましたね。彼らがこれまで築いたものについてと、今後のマルチバースの行方が気になります!

 

おすすめの人(どんな気分になれるか)

スコットがサンフランシスコの街を悠々と歩きつつ、『Welcome Back (Theme From Welcome Back, Kotter)』の曲が流れる映画の序盤と最後を踏まえて「良かった!」と思える映画!過酷な戦いを間に挟みつつ、意外な展開を応援したくなりましたね。 宇宙などのSFの世界観が好きな人なら量子世界も楽しめるでしょうし、親子・家族の絆を追いたくなる人も注目の作品ですよ。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で流れる曲2曲と予告動画の歌も解説!

 

この記事の執筆者
こでぃも
こでぃも

年100本以上の洋画を見て海外ドラマもついつい見続けてしまう こでぃも です。新作公開映画は年に20本観るので時間が欲しくてしょうがないです(笑)マーベル、DC、ディズニーを見たり、ネットフリックスのオリジナル作品も凄いなと思う今日この頃。アクション映画の迫力、ファンタジーの魅力などなど、皆さんにも映画のおもしろさを伝えつつ、楽しんでいければと思いますのでよろしくお願いします~

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