Fire TV Cubeをレビュー!Stickとの5つの違いとは?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、「Amazon Fire TV Cubeを実際に使ってみてのレビュー」と「Amazon Fire TV Stickとの違い」をご紹介していきます。
Fire TV CubeとFire TV Stickの使用用途に大きな違いはありません。
テレビのHDMIに接続することでインターネットにつながり、様々なコンテンツをテレビで楽しめるようにするデバイスです。
一緒にFire TV StickのレビューをFire TV Stickとの違いを見ていきましょう!
Fire TV Cubeの特徴的な機能やできること、使い方はこちらの記事でも解説!
この記事の目次
Fire TV CubeとFire TV Stickの違いとは?
まず初めに、Amazon Fire TV CubeとAmazon Fire TV Stickの違いについて解説していきます。
Fire TV Cube |
Fire TV Stick |
Fire TV Stick 4K |
14,980円 | 4,980円 | 6,980円 |
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Dolby Atmos | Dolby Audio | Dolby Atmos |
リモコンあり | リモコンあり | リモコンあり |
ハンズフリー | × | × |
内臓スピーカー | × | × |
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Amazonのテレビに接続して使用するスマートデバイスは、3つの機種があります。
Fire TV Stick vs Fire TV Stick 4K
まず、Fire TV StickとFire TV Stick 4Kの見た目は全く同じもので、本体を見ただけでは違いがわかりません。
両者の違うところは性能にあります。
表を見て分かるように、対応する画質は、Fire TV Stickは最大1080pのHD画質に対して、Fire TV Stick 4Kは4K Ultra HD画質などのより綺麗な画質をテレビに映し出すことができます。
これは、「Fire TV Stickの画質が汚い」ということではなく、Fire TV Stick 4Kがさらに綺麗になったイメージです。
次に、音質の性能も違います。
Fire TV Stick 4Kは、Dolby Atmosに対応しているので、左右前後の音だけでなく、上方向の音も立体的に表現できるようになっています。
なので、頭の上を通り過ぎる飛行機なんかも立体的に音を出せるのがDolby Atmosです。
Fire TV Stickは、Dolby Atmosに対応していないので、スピーカーから出る左右前後の平面的な音の出方になります。
これらの性能の違いからFire TV Stick 4Kは2,000円高い料金設定になっています。
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Fire TV StickとFire TV Stick 4Kの違いは【【比較レビュー】Fire TV Stickと4Kの違いはたった2つ!】で詳しく中身を解説しています。
Fire TV Cue vs Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K
Fire TV CubeとFire TV Stick、Fire TV Stick 4Kの違いを解説していきます。
まず、Fire TV CubeとFire TV Stickシリーズの本体を見てみるとまったく違うものになっており、テレビへの接続の仕方が違います。
Fire TV Cubeは、HDMIでテレビに接続して、このキューブ形の本体をテレビ台などに置く必要があります。
対して、Fire TV Stickシリーズは、HDMIでテレビに接続するだけで良く、本体はテレビの裏に隠れる感じになります。
以下はFire TV Cubeを使う時のイメージ画像です。
以下の画像は、Fire TV Stickを使う時のイメージ画像です。
Fire TV Stickシリーズはテレビに直接接続するタイプなので、本体がテレビの裏に隠れて邪魔になりませんが、Fire TV Cubeは性能や機能の面から本体をテレビ台などに設置するため場所を取ってしまう。
次にFire TV CubeとFire TV Stickシリーズが違う点は、ハンズフリーが使えることです。
Fire TV CubeとFire TV Stickには、それぞれまったく同じリモコンが付属でついてきます。このリモコンを操作することでテレビの画面を操作でき、プライムビデオやプライムミュージックなど様々なコンテンツにアクセスできます。
左のリモコンがFire TV Cube、右のリモコンがFire TV Stick(まったく同じですね。)
そして、Fire TV Cubeだけができる機能として、このリモコンを使わなくてもコンテンツにアクセスできる。
それは、音声AIアシスタントのアレクサを使って、「アレクサ、プライムビデオで〇〇を再生して」とリクエストすることで、ハンズフリーでFire TV Cubeを操作してテレビに映し出すことができます。
一方、Fire TV Stickの場合は、リモコンのマイクボタンを押してアレクサにリクエストしないといけないので、Fire TV Stickを操作するには必ずリモコンが必要になります。
アレクサにリクエストを声かけるだけでハンズフリーで操作できる利便性がFire TV Cubeにはあります。
Fire TV Cubeにはスピーカーが内蔵されている。
Fire TV Stickにはスピーカーはないので、音声や音楽は必ずテレビや接続しているスピーカーから流れる。
Fire TV Cubeは、本体にスピーカーが搭載されているため、アレクサの声や動画、音楽などの音も本体スピーカーから出るようになっている。もちろん、テレビや接続しているスピーカーから音を出すことも可能です
Fire TV CubeとFire TV Stickシリーズの違い
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ここまでは、Fire TV CubeとFire TV Stickシリーズの違いを比較してきたが、実際に使ってみないとわからないことがたくさんあります。
次に、実際にFire TV Cubeを使ってみてどうだったかをレビューしていきます。
Fire TV Stickの方がいいか、Fire TV Cubeにしようか検討しやすいように、どちらがどんな人にオススメなのかもメリット、デメリットを踏まえて解説していきます。
Fire TV Cubeを使うメリット
Amazon Fire TV Cubeを実際に使ってみて感じたメリットを解説していきます。
Fire TV Stick 4Kも実際に使ったことがあり、Fire TV Cubeと比較してみて感じたこともあるので一緒に解説していきます。
Fire TV Cubeを使うメリット
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Fire TV Cubeを使うメリットをそれぞれ解説していきます。
性能、反応が良い
まず、Fire TV Cubeの性能はFire TV Stickシリーズよりも性能が良いので、操作に対する反応のスピードがとても良いです。
この記事の冒頭で解説した「Fire TV CubeとFire TV Stickシリーズの違い」では解説していないのですが、Fire TV StickシリーズとFire TV Cubeでは搭載しているCPU(人間でいう脳みそみたいなもの)の数が異なります。
Fire TV Stickは、CPUを4つ搭載し、Fire TV Cubeは、CPUを6つ搭載している。当然、数が多い方が性能は良く、操作に対する反応スピードが速くなる。
例えば、Amazon Prime Vidoeを開くまでのスピードであったり、動画を再生するまでのスピードであったり、とFire TV Cubeの方が性能が良いのが特徴であり、メリットです。
Fire TV Stickを実際に使っていて度々感じていたアプリを開く遅さや重たい感じが、Fire TV Cubeにしてからはまったくと言っていいほど感じなくなった。
サクサク動いてほしいならFire TV Cubeがとても快適です。
ハンズフリーが楽で便利
Fire TV StickからFire TV Cubeに乗り換えた時に、最も感動したのがこのハンズフリーでの操作です。
ハンズフリーの快適性や利便性はFire TV Cubeを使う最大のメリットといっても過言ではありません。
Fire TV Cubeは、リモコンを使うことなく自分が見たいもの、聴きたいもの、やりたいことをアレクサにリクエストするだけよく、「アレクサ、テレビをつけて」「テレビを消して」といった操作もFire TV Cubeを通してできるのでリモコンが本当に必要なくなります。
さらに、プライムビデオやプライムミュージックなどのAmazonサービスだけでなく、NetflixやU-NEXT、Huluなどの他社サービスも声でリクエストできるので、本当に楽で便利です。
一つ目のメリットと合わさることもあり、Fire TV Stickの場合、アレクサにお願いしてから画面が切り替わるまでにかかっていた時間がFire TV Cubeなら大幅に短縮されました。
性能の良さもあり、Fire TV Stickシリーズよりも頭が良くなりパワーアップしたのがFire TV Cubeといったイメージでいいでしょう。
Fire TV Cubeの残念なところ
メリットとは逆に、Fire TV Cubeを使ってみて感じた残念なところ、デメリットを紹介していきます。
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残念なところ、デメリットをそれぞれ解説していきます。
場所を取る
この記事の冒頭「Fire TV CubeとFire TV Stickシリーズの違い」でも解説しましたが、Fire TV Cubeは設置型のスマートデバイスになります。
Fire TV Stickは、HDMIに接続するコード型なので、テレビの裏に隠れて場所を取らずとてもスマートです。
Fire TV Cubeは設置型なので、どうしてもFire TV Cubeを置く場所が必要になります。
設置する場所を考えないといけない、掃除をするときに邪魔、なにかあるたびに設置場所を調査する手間がある、これらのことも考えるとFire TV Stickシリーズの方がよっぽど楽です。
Fire TV Cubeでハンズフリーというスマートさを手に入れるか、Fire TV Stickで場所を取らないスマートさを取るか、ここだけを見ると人それぞれな感じがしますが、料金の差を見てみるとFire TV Stickシリーズ(特にFire TV Stick 4K)の方が魅力的です。
Fire TV Cube |
Fire TV Stick |
Fire TV Stick 4K |
14,980円 | 4,980円 | 6,980円 |
Fire TV Cube本体の音質
Fire TV Cubeには、本体にスピーカーが搭載されています。
動画や音楽などの音が本体のスピーカーから出るのですが、ハッキリ言ってこれはアレクサとのコミュニケーション向けといえます。
音質が悪いとまでは言いませんが、音量を上げるとなかなかいまいちな音質で、それだったらテレビから音を出した方が自然でよっぽどマシです。
ハンズフリーでアレクサとコミュニケーションをするためにあるような程度のスピーカーなので、Fire TV Cubeから音が出るからといってそこまで大きな期待はしない方がいいです。
Fire TV Cubeがオススメな人とは?
Fire TV Cubeをオススメしたい人は以下のような人です。
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それ以外の人は、Fire TV Stick 4Kをオススメします。
その理由は、Fire TV Cubeのメリットとデメリットを踏まえて解説していきます。
Fire TV Cubeの2つのデメリット
- 場所を取る
- Fire TV Cube本体の音質
それとFire TV Cubeを使う2つのメリット
- 性能、反応が良い
- ハンズフリーが楽で便利
これらを踏まえて考えてみると、Fire TV Stickシリーズを使っている人がFire TV Cubeに買い替えるメリットはとても小さく感じます。
また、Fire TV StickシリーズとFire TV Cubeで迷っている人に対して声を大にして「Fire TV Cubeがオススメです」とも言えない。
「何が何でもハンズフリーで使いたい!」「最新の一番性能のいいやつがいい」そんな人には「Fire TV Cubeがオススメですよ!」と言えるが、そうじゃない人には実際のところFire TV Stick 4Kが一番コスパ良く使えるスマートデバイスだと実際に使い比べてみて感じています。
以下のようなFire TV CubeとFire TV Stickシリーズの比較表を見るとFire TV Cubeの方がいい感じがしてしまいます。
Fire TV Cube |
Fire TV Stick |
Fire TV Stick 4K |
14,980円 | 4,980円 | 6,980円 |
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Dolby Atmos | Dolby Audio | Dolby Atmos |
リモコンあり | リモコンあり | リモコンあり |
ハンズフリー | × | × |
内臓スピーカー | × | × |
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しかし、実際に使うのはあなたで、2つのデバイスを購入して比較して使う必要もありません。
特段大きなこだわり(「何が何でもハンズフリーで使いたい!」「最新の一番性能のいいやつがいい」のような)がないのであれば、Fire TV Stick 4Kを一番オススメしたいです。
実際に使い比べてみて感じた正直な感想です。
Amazon Fire TV Cube、Amazon Fire TV Stickシリーズでより快適に、より楽しいテレビでの動画、音楽体験をしてください!
この記事では、「Amazon Fire TV Cubeを実際に使ってみてのレビュー」と「Amazon Fire TV Stickとの違い」を解説しました。
Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cubeで実際に使える動画アプリを22選まとめました!
また、どれが一番オススメなのかも比較レビューしています。
→ Fire TV Stickで使えるTVer、Youtube、dアニメなど動画アプリ22選とは?
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